Windows Vistaへのアプリケーション移行:Microsoft SoftGridの仮想化テクノロジ

SoftGridというプロダクトを聞いたことがなかったので参加してみた。

簡単にまとめると、「アプリケーション」+「動作環境」を仮想化し、クライアントに配布するテクノロ
タイトルはVistaへの移行というようになっているが、どちらかというとGoogle AppsのようなWebベースのオフィスアプリケーションへの対抗といった要素の方が強いのではないかと思われる。

アプリケーションの動作環境は仮想化されているので、レジストリなどを汚染することなく、配布することができる。
そのうえで、OfficeやAdobe Readerのようなネイティブなアプリケーション配布することができるので、Webベースのソフトより軽快に動作させることができる。
そして、配布されたアプリケーションはクライアントにキャッシュされるので、2度目以降の起動はすばやい。

対応しているアプリケーションも豊富で、25000以上のアプリケーションが対応しているほか、VBなどで作成されたカスタムアプリケーションもデバイスドライバのようなローレベルの処理を行っていない限りは対応可能
Officeをはじめとして、Adobeの各種製品、CAD、Notes、SAPなどが対応