BitLockerと起動時の整合性チェック


この間の「Vistaの起動を高速化する(落とし穴付き)」
http://d.hatena.ne.jp/m-tanaka/20080622#p1
で、BitLockerを有効にしている場合は起動時に回復パスワードが必要と書いたが、
どうやら、盗んだディスクを別のPCに接続しても起動できないようにするために、起動時に整合性のチェックをおこなっているらしい。


BIOS 更新時は BitLocker をオフに」
http://blogs.technet.com/stanabe/archive/2007/07/23/turn-off-bitlocker-before-update-bios.aspx


したがって、BIOS 以外にも、MBRパーティションテーブルが変わるような操作をする場合には、BitLocker を一時的にオフにしておきます。

また、この整合性チェックは、TPM が装備されているコンピュータのみで行われます。TPM が装備されていないコンピュータで、USB メモリーを利用して BitLocker を動作させている場合は、整合性のチェックはできません。

というわけで、ブートオプションを変更するのも、このチェックの範囲内だったようだ。
しかし、「BitLocker を一時的にオフにしておきます。」って、
「一時的」っていうほどすぐにはオフにならないでしょ。